現像液はコダックやフジフィルム、リコーなどで扱われ、 定着液とともに写真やフォトレジストの現像に使われます。 水質汚濁防止法に副って処理、廃棄するもので、 主成分はメトール、ハイドロキノン、フェニドンです。
露光処理済みの現像液を貯えた現像槽に感光材料を浸します。 ほかに漂白定着槽と安定処理槽を使用し、現像槽、漂白定着槽、安定処理槽の順に槽を配置して、各槽に順番に感光材料を浸していきます。
環境負荷を考慮して、適切な処理を行った後に廃棄する必要があります。
特に公共用水域への排出については、水質汚濁防止法によって規制されています。
現像液や定着液は、たとえ100倍に希釈したとしても公共用水域に排出することができる基準には達しませんので、
回収して産業廃棄物として処理する必要があります。
『T-MAXデベロッパー』があります。液状タイプの現像液ですので、溶媒に溶かすことが簡単です。
また、細かい微粒子を含んでいますので、増感処理を行う際でも明暗の再現などに優れています。
『ミクロファイン』、『スーパープロドール』といったものがあります。
ミクロファインはフィルム用超微粒子現像剤で、約10倍程度に引き伸ばしても木目が粗くなることがない点が特徴です。
スーパープロドールは、増感微粒子現像液として使用する場合や長期間使用する場合に有利です。
専用補充液を使うことで多量処理が可能になります。
定着液は、写真フィルムなどの感光材料を現像した際に、感光しなかった部分に付着している現像液を取り除くものです。
『スーパーフジフィックス-L』という商品は液剤タイプになっていて、
所定の希釈率に水で希釈することで簡単に定着液を作ることができます。
現像液の主成分はメトール、ハイドロキノン、フェニドンです。
現像液に含まれる保恒剤である酸化防止剤には、無水亜硫酸ナトリウムが使われることがあります。
他に液をアルカリ性に維持する促進剤にホウ酸など、アルカリ性化を抑制する抑制剤には臭化カリウムなどが使われます。
フォトレジストは、半導体加工の際のフォトリソグラフィなどに使用されるものです。
近年では従来のレジストにエポキシ化合物を加えたフォトレジストの使用が提案されていて、
従来の現像液に対する溶解性が低いため、よりアルカリ性の強い現像液を使用する必要があります。
リコーはジアゾ複写機(青焼き複写機)を製造販売しています。
この青焼き複写機に、現像液を使用する湿式タイプがありますが、
機械が安価、機械の立ち上がりが早い、消費電力が小さいなどの利点がある一方、
コピーの変退色が大きい、液こぼれや機械のべたつきが発生するといった欠点もあります。